2005年6月25日

ミュンヘンは気温が30度近くなる真夏日がもう1週間も続いています。これは、8月の気温です。市内のビアガルテンや屋外に座れるレストランは、どこも大いに賑わっています。

私の会社の部署では昨日、1時で仕事をやめて、サイクリングに出かけました。毎年の夏の恒例行事ですが、会社には冷房がなく、気温が30度近くなるとかなり仕事の能率が悪くなるので、良い考えだと思います。ミュンヘンではサイクリングは夏の風物詩であす。特に町を流れるイザー川に沿って南へ走るサイクリングコースは非常に人気があり、プロのようなサイクリストが、オートバイ並みのスピードで飛ばしています。

しかし炎天下で往復40キロのサイクリングは、坂道も多いのでかなり疲れます。特に休憩地のミュールタールという場所でビールを飲んでからの坂道は、大変でありました。ドイツ人は足が長いせいもあって、自転車をこぐのも速いので、私はいつもビリでした。1時から7時までのサイクリングから解放されると、私はそのままどたりとベッドに倒れこんでしまいました。

それにしても、ミュンヘン郊外の自然の美しさには、目を奪われます。ミュンヘンに来られる日本人観光客の皆様も、この美しさをご覧になってから帰国されると、ひとあじ違った思い出が作れるのではないでしょうか。